夕刊デイリー新聞社は、本紙に掲載された写真の提供サービス(有料)をしています。
スポーツで活躍した場面の写真、ステージでの発表会、さまざまな行事で新聞に掲載された写真をご家族の記念に保存されてはいかがですか?
写真は本紙記者がデジタルカメラで撮影したもので、新聞紙上では白黒でも提供写真はカラープリントです。
写真のサイズと料金は次の通りです。
▽L サイズ 1枚 300円
▽LL サイズ 1枚 500円
▽A4 サイズ 1枚 1,200円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加) |
L サイズ
(8.9×12.7センチ) |
1枚 300円 |
LL サイズ
(12.7×17.8センチ) |
1枚 500円 |
A4 サイズ
(21×29.8センチ) |
1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加) |
|
提供できない写真もありますので、まず、本社にお電話をください。
掲載日などをお聞きし写真を確認した上で準備します。
受け渡しは、本社または支社、支局に来社していただくことになります。
写真によっては提供サイズが限られる場合があります。
また、事件、事故、災害、選挙、肖像権に関係する写真や本社に版権のない写真は提供できませんのでご了承ください。
写真は個人的利用に限ります。
印刷物などに用いることはできません。
写真提供サービス開始とともに、これまでの貸し出しサービスは終了します。
お問い合わせ、お申し込みは
本社(電話番号 0982-34・5000、平日は午前9時−午後5時、土曜は午前9時−午後3時)へお願いします。
|
難波さん(シンク・オブ・アザーズ代表)が講話−富島中
日向市立富島中学校(田中裕久校長、442人)は6月24日、同校体育館で3年生152人を対象にSDGs(国連の持続可能な開発目標)をテーマとした講話を実施し、全世界で進められている取り組みなどについて理解を深めた。
九州でのSDGs啓発の草分け的存在で、県環境保全アドバイザーや県総合計画審議会委員なども担う難波裕扶子さん(日向市、シンク・オブ・アザーズ代表)がSDGsについて解説。「きょうは何も覚えなくていいので、感じてください」と話し始めた。
難波さんは、国内で最高気温が40度を超えたり豪雨災害が頻発したりするなど、近年の身近な異常気象への不安を生徒と共有。人類が石炭を使い始めてから増加を続ける地球の人口は現在の78億7500万人から、2050年には98億人を超えるとの推計を紹介した。
その上で、世界の資源消費量を「現代人は地球が1・7個必要な暮らしをしていて、0・7個分は未来の子孫から借りている」と説明。一昨年は「8月22日に地球1個分を使い切った」計算で、昨年はさらに早く「7月29日だった」と指摘した。
一方、世界中の人が日本人と同じ生活を送れば地球2・9個分、米国人並みだと5個分もの資源が必要になるとして、経済大国が地球環境に与えている影響の大きさを報告。アフリカを中心に、世界には戦争や飢餓のため5歳まで生きることができない子どもが大勢いることなど、国や地域によって大きな貧富の格差がある現実を伝えた。
これらを踏まえ、難波さんはSDGsが「ずっと続く持続可能な世界をつくること」を目的とする「全人類のミッション」だと説明。15年9月に国連本部で採択され、反対国はなかったとして、生徒もその一人であることを訴えた。
講話に続き生徒たちは3〜4人ずつのグループで、自分たちが取り組みたいSDGsの活動について意見交換。同校はSDGs教育に取り掛かるきっかけとして今回の講話を企画したといい、「解決方法を提言する活動を通して、多面的なものの見方や情報の分析能力を養っていきたい」としている。