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男子団体・宮崎県警3年ぶり優勝

本紙掲載日:2022-07-18
2面
佐藤隆司本部長から本部長賞詞を受けた剣道団体戦の選手

九州管区内警察剣道大会

◆監督、選手に本部長賞詞−県北出身の3人も活躍

 2022年度九州管区内警察剣道大会(6月29日、福岡市福岡武道館)の男子団体戦の部で、宮崎県警が3年ぶりに優勝した。団体チームを構成する警備部機動隊の8人(監督1人、選手7人)に本部長賞詞が贈られた。

 男子団体戦は、九州・沖縄の8県警から各1チームが出場してトーナメント(各5人対戦)で争い、宮崎は初戦で鹿児島に3―2、準決勝で熊本に4ー1、決勝戦で福岡に4ー1で勝ち、優勝旗を持ち帰った。

 表彰式は6日、宮崎市の県警本部庁舎であり、佐藤隆司本部長が、出席した5人に賞状を手渡し、健闘をたたえた。19年度の優勝以降、翌20年度は新型コロナ感染拡大で未開催、昨年度は3位で涙をのんだ。

 チーム8人のうち巡査部長の中武剣吾さん(29)、巡査長の下窪健吾さん(30)と染矢椋太郎さん(26)の3人は延岡市出身。3戦とも安定した強さで白星を重ね、優勝旗の奪還に貢献した。

 業務の合間に練習を重ねた末の優勝。中武さんは「優勝への気持ちの入った大会だったのでうれしい」、下窪さんは「これまでの積み重ねが自信になり、結果につながった」、染矢さんは「チームも私も優勝を目標にしてきたのでうれしい」と喜び、10月の全国大会優勝を目標に掲げた。

 また、同じく延岡市出身で選手の指導に当たった県警剣道師範の谷川幸二さん(57)は「昨年の敗戦を反省し、監督以下が研究し、十分な準備をして臨んだ結果だ」と選手の頑張りに目を細めていた。

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