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トーゴ駐日大使・ホストタウン交流に感謝

本紙掲載日:2022-07-27
2面
十屋市長を訪ねたトーゴ共和国のアフォニョン・クアク・セダミヌ駐日臨時代理大使(21日、日向市役所)

良好な関係これからも−日向市を訪問

 昨年開催された東京オリンピック・パラリンピックで、日向市がホストタウンを務めた西アフリカ・トーゴ共和国(西アフリカ)の駐日臨時代理大使アフォニョン・クアク・セダミヌさんが21日、市役所に十屋幸平市長を訪ねた。

 セダミヌさんは6年間の任務を終え8月に帰国予定で、これまでの交流に感謝するとともに、さらなる友好関係の構築に期待を寄せた。

 セダミヌさんは2017年7月以来2度目の訪問。前回は十屋市長を訪ねたほか、坪谷小(東郷町)の児童、市民らと交流し親睦を深めた。

 市長室で通訳を介して対談したセダミヌさんは「帰国する前に、訪問したかった。ひょっとこ踊りの縁もでき、トーゴの文化を市民に紹介できた。今後も良好な関係を築いていきたい」と感謝。十屋市長は「約6年前に大使と一緒にひょっとこ踊りを踊ったのは楽しい時間だった。本市の子どもたちも、すばらしいアフリカの文化に接することができた。これまでの連携を継続していきたい」などと伝えた。

 同市と同国は、「トーゴ」と同市東郷(とうごう)町の語感が似ていることをきっかけに17年から交流をスタートした。翌18年に同市が東京オリ・パラのホストタウンに登録。19年には同国のアーティストやアスリート、大使館職員らが東郷学園を訪問した。

 昨年は、東京オリ・パラ終了後に選手団が同市を訪れ市民と交流する予定だったが、コロナ禍で中止に。代わりとしてオンラインで、十屋市長がトーゴのスポーツ担当大臣と対談したり、東郷学園の児童がパラリンピックに出場した選手らと交流したりして絆を深めた。

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