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イオン九州−高千穂WAON、利用額の一部寄付

本紙掲載日:2022-07-28
2面
寄付金の目録を贈るイオン九州の柴田祐司社長

県へ228万円−環境活動などに活用

 イオン九州はこのほど、電子マネー「神話と伝説のまち高千穂WAON」の利用金額の一部に当たる228万3515円を県に寄付した。贈呈式は県庁本館で行われ、柴田祐司社長が河野知事に目録を贈った。

 同社と県は2013年8月、宮崎の一層の活性化と県民サービスの向上に協働して取り組むことを目的として包括提携協定を締結。同WAONについては利用金額の0・1%に当たる金額が県に寄付され、県民の文化活動の促進や高千穂町の環境保全活動などに役立てられている。

 贈呈式にはイオン九州から柴田社長と吉田稔宮崎事業部長、杉野康盛イオン宮崎店長、県から河野知事、松浦直康総合政策部長、津田君彦総合政策課長が出席。目録贈呈後、知事から柴田社長に感謝状が贈られた。

 柴田社長は「買い物をされた方々が宮崎や高千穂のことを思い、このWAONカードを使っていただいている。ぜひ、よい形で役立ててほしい」、河野知事は「気持ちをしっかり受け止めて有効活用していきたい」と謝辞を述べた。

 同社と県の包括連携協定締結から9年間の寄付額の累計は、今回を含め1927万9857円になるという。

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