阿部、丸山選手ら延岡で汗
本紙掲載日：2022-08-01
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旭化成柔道部夏合宿
◆４日まで−実業団、大学の選手約１５０人
旭化成柔道部の３年ぶりとなる夏季強化合宿が３１日から、延岡市民体育館（大貫町）で始まった。合宿は全日本柔道連盟男子代表強化合宿と合同で４日まであり、世界選手権（１０月、ウズベキスタン）の代表選手を含む実業団、大学の選手約１５０人が参加。見学もできる。
１日は稽古前に激励品贈呈式があった。山本一丸副市長は「日本柔道界のトップアスリート、イコール世界トップレベルの選手が延岡に集結しているとのことで私自身も興奮している。おいしい物を食べて力を付け、稽古を積み、ベストパフォーマンスができると信じています」と激励。
山本副市長が「五ケ瀬ぶどうカンパチ桜舞（おうぶ）」、本部仁俊市議会議長が「天下鶏」を全日本柔道連盟強化委員会の井上康生強化副委員長に、山本副市長が飲料水を吉田優也旭化成柔道部監督に贈呈した。ＮＰＯ法人アスリートタウンのべおかからはフルーツの盛り合わせが贈られた。
井上強化副委員長は「この合宿を重要視している。われわれが皆さま方にご恩を返せるのは結果だと思うので全力で戦いながら結果を出していきたい」、吉田監督は「柔道の強化の大きな一端を担っていると思っている。活躍して、延岡市や柔道を応援してくださる方に恩返しできるようにしたい」とお礼を述べた。
この後、公開された稽古では、昨年の東京五輪金メダリストで世界選手権代表の阿部一二三選手や�眛Ｄ昭�選手、永瀬貴規選手（旭化成）、阿部選手と代表の座を激しく争った丸山城志郎選手（宮崎市出身）らが打ち込み、また、大野将平選手らも練習に汗を流した。
稽古時間は午前９時３０分〜１１時３０分、午後４時〜６時。最終日の４日は午前のみ。見学は、感染症対策のため、正面入り口で検温や消毒、連絡先を記入して２階からとなる。