楽しみながら交流したい

４日から日本スカウトジャンボリー

◆延岡第４団の６人−副市長に意気込み

　第１８回日本スカウトジャンボリーに参加する日本ボーイスカウト宮崎連盟北部地区延岡第４団（吉玉典生委員長）は１日、延岡市役所に山本一丸副市長を訪ね、大会への意気込みを伝えた。

　日本スカウトジャンボリーは、全国のスカウトが集まってキャンプ生活を送り、さまざまなプログラムを通して交流する４年に１度の大会。今回は新型コロナウイルス感染拡大防止のため全国各地での分散開催（４〜９日）となっており、延岡第４団を含む宮崎県派遣団約４０人は、九州・沖縄ブロックサテライト会場の熊本県あしきた青少年の家（同県芦北町）で５泊６日の各プログラムに臨む。

　延岡第４団からはスカウト６人と指導者４人が参加を予定しており、この日はローバースカウト隊の山本卓也隊長と平林真來さん（尚学館中１）、三輪千紘さん（土々呂中１）、工藤夢花さん（黒岩小６）、岡田夢乃さん（岡富小６）、村松厚輔さん（尚学館小６）が市役所を訪れた。

　スカウトらは「みんなで楽しみながら交流したい」「友達をいっぱいつくりたい」「持っている技術を伝え合うことができれば」とそれぞれ抱負を述べた。山本副市長は「さまざまな学びの機会を得られる皆さんがうらやましい。失敗を恐れず堂々と臨み、多くの経験をしてきてください」と激励した。

　延岡第４団が参加する九州沖縄ブロックサテライト会場では、ブロック内から約４００人が集まり、班旗立てや火起こしなどの全国共通プログラム、マリン活動や流木ウッドクラフトなどのサテライトプログラムを通して交流する。