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「論コミ」講座が開講

本紙掲載日:2022-08-02
2面
井上さんの講義に耳を傾ける「論理コミュニケーション」の受講生

高校生向け、今月末まで講義−延岡

 産学官での研究を推進している慶應義塾大学SFC研究所(神奈川県藤沢市)を中心に開発された教育プログラム「論理コミュニケーション(論コミ)」を学ぶ高校生向けの講座がこのほど、延岡市中小企業振興センターで開講し、市内から12人が受講した。今後はオンラインによる遠隔での講義を中心に今月末まで全15回開き、学びを深める。

 論コミは、自分の考えを論理的に組み立て相手に分かりやすく伝える力を育成。延岡市と市教育委員会、慶應大SFC研究所の3者で昨年3月に締結した「地域創生における研究開発に関する連携協定」に基づき、市教委が2021年度から中学校で展開している。

 今年度はさらに、受験や就職活動にも役立ててもらおうと、高校生にまで対象を拡大し、延岡こども未来創造機構(代表理事・読谷山洋司市長)の主催で無料講座を開設。1回50分間の講義で、高校生向けは中学生よりも5回多い高度な内容となっている。

 初日は、論コミをいち早く授業に取り入れ、広く活用できる論コミ特別無償版の開発にも携わった同研究所上席研究員の井上孝志さん(元福岡県立東筑高校教諭、延岡市公立中学校指導担当)が対面で講義。小論文試験などで試される論理的な文章の組み立て方を中心に、分かりやすく指導した。

 この中で井上さんは、「日本人は意見を持ちたがらない」として、特に受験を控えた高校生は「新聞やニュースで伝えられている知識を基にした意見に価値があると考えてしまう」と指摘。その上で、社会にとっては多様な意見があることが望ましく、「日常の中で考えたこと」の意見も同じ価値があると語り、それに説得力を与える思考の整理法などを伝授した。

 受講生の田中珠莉さん(延岡高1年)は「学校でやり直しになった作文のひどさを見て驚いた母に勧められて受講しました。他人への説明が長く分かりにくいので、短く分かりやすく伝えられるようになりたいです」。

 弁護士志望で慶応大受験を目指しているという荒竹芽吹(いぶき)さん(聖心ウルスラ学園聡明中学校高等部1年)は「ディベート(討論)などにも役立つと思うので、説得力がある主張ができるように知識・技能を磨きたい」と張り切っていた。

 受講生は今後、一方的に聴講するだけでなく質疑も交えた双方向での遠隔講義を中心に学習。意見―根拠―事例―構成―文章という5段階のステップで学び、3回の検定でおさらいしながら「多数派に依存せずに社会に受け入れられる方法で、自分の論を発揮できる力」を身に付けていくという。

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