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22年度交流事業など実施

本紙掲載日:2022-08-06
2面
高千穂の夜神楽伝承協議会の定時総会(7月29日、国民民宿ホテル高千穂)

高千穂の夜神楽伝承協−定時総会

 高千穂町内の31神楽保存会でつくる高千穂の夜神楽伝承協議会(会長・後藤俊彦高千穂神社宮司)は7月29日、同町三田井の国民民宿ホテル高千穂で定時総会を開き、2021年度収支決算や22年度事業計画・収支予算などを決めた。

 各保存会の関係者ら約50人が出席。後藤会長は冒頭、神楽のユネスコ無形文化遺産登録に向けて設立を目指す全国組織「全国神楽継承・振興協議会」について言及し、今年6月末時点で、国の40指定神楽団体のうち28団体の加入意思を得たことを報告した。

 これにより、10月に設立総会を開くに至ったことを明かし、「神楽は地域社会が結束、発展する上で大きな力を持っている。高千穂の誇りである夜神楽を、皆さんと一緒に盛り上げていける組織になることを期待する」とあいさつした。

 22年度事業計画では、伝統文化交流事業として兵庫県で開催の「三大神話『神楽祭り』」への参加や、伝承者育成事業として「『高千穂の夜神楽』こども伝承者の集い」などの実施を確認した。

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