ジュニア科学者の翼−派遣中学生１２人が結団式
本紙掲載日：2022-08-09
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２３〜２６日、東京の研究機関など見学
野口遵顕彰会（吉玉典生会長）の派遣研修事業「第２０回ジュニア科学者の翼」の結団式は６日、延岡市旭町の旭化成向陽倶楽部であった。県北中学校の２年生１２人が、２３日から３泊４日の日程で東京や神奈川の研究機関などを見学する。新型コロナウイルス感染拡大の影響により、同事業の実施は３年ぶり。
式には、１人を除く派遣生徒とその保護者、同顕彰会関係者ら約３０人が出席。吉玉会長は「新型コロナ感染予防を徹底した上で行う。皆さんには目的をしっかりと持って東京に行ってほしい。報告会を楽しみにしています」と生徒たちを激励した。
生徒代表の池田楽郎さん（土々呂）は「研修を通して見聞を広めたい。学んだことを生かし、社会の役に立てる人材になります」と決意を述べた。また、科捜研（科学捜査研究所）で働くことが夢という橋本茉奈さん（南）は「さまざまなことに興味を持ち、実際に触れてみて、自分なりに考える時間にできれば」と意気込みを語った。
同事業の派遣日程は２３〜２６日。生徒たちは、数学体験館や野口研究所、科学技術館、日本科学未来館、東芝未来科学館などを訪れる。研修後は、９月に予定されている報告会に臨む。派遣生徒は次の通り。
▽中��煌成（恒富）興梠琉之心（岡富）牧野孔志（南）橋本茉奈（同）池田楽郎（土々呂）甲斐心温（南浦）松原慧（北浦）淵上敬太（北川）矢野路子（同）請関真歩（尚学館）妹尾美維南（聡明）田上葵（五ケ瀬中等）