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▽L サイズ 1枚 300円
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(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加) |
L サイズ
(8.9×12.7センチ) |
1枚 300円 |
LL サイズ
(12.7×17.8センチ) |
1枚 500円 |
A4 サイズ
(21×29.8センチ) |
1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加) |
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亀井橋下流の五ケ瀬川河川敷−延岡市仏教会
盆行事を締めくくる延岡の夏の風物詩「流れ灌頂(かんじょう)」が18日午後7時から、延岡市の亀井橋下、五ケ瀬川河畔の河川敷である。主催は延岡市仏教会(野中玄雄会長、32カ寺)。新型コロナウイルスの影響で3年ぶりに開催する。
夕刊デイリー新聞社編集委員だった秋山栄雄著「民俗探訪ふるさと365日」によると、流れ灌頂は、無縁や迷う霊を供養する「流れ灌頂」と、祖先と初盆の霊を慰め、灯籠で送り出す「精霊流し」が重なったもの。川に恵まれた延岡独自の行事という。1926(大正15)年発行の書物に「約90年前に始まった」と書かれていることから、180年以上前の江戸時代から続いていることになる。
毎年約3千人の市民が訪れ、それぞれが先祖の供養のために灯籠を流す恒例行事だが、昨年、一昨年とコロナ禍で中止された。
3年ぶりの今回も、会場に特設テントを設け、仏教会に加盟する寺院の住職らが読経法要を行う。読谷山洋司市長、吉玉典生延岡商工会議所会頭が弔辞を述べる予定。訪れた人たちは、物故者の名前を書いた灯籠を五ケ瀬川に流して供養する。
また午後7時40分ごろからは供養花火を予定。約80発の花火が夜空を彩る。問い合わせは三福寺(電話延岡32・2300)。
◆16日に土々呂流れ灌頂−午後6時半から土々呂漁港
土々呂慰霊講(吉永清会長)は、16日午後6時30分から延岡市の土々呂漁港で「土々呂流れ灌頂」を行う。104年目を迎える伝統行事。昨年、一昨年は参列者を初盆家のみとし、規模縮小して実施したが、今年は3年ぶりに一般の参列もできる。
土々呂流れ灌頂は大正時代、極楽寺(土々呂町)の11世・柳田秀明住職が町おこしとして発案。当時の総区長や寺の世話人、地域住民の協力で発足させた「土々呂慰霊講」が毎年8月16日の夜に実施し、灯籠を海に浮かべ、先祖や初盆の霊を慰めてきた。
今年はコロナ禍前と同様、一般の人も参列できるよう参列者同士が距離を取って灯籠流しができるように用意。また、太鼓の演奏や盆踊り、抽選会などの協賛行事も実施に向け準備を進めてきたが、感染者数の増加を受け、実施の可否や実施方法について、現在検討を重ねているという。
当日は午後6時30分から主に初盆家が参列して法要を行い、その後随時灯籠流し。宗教、宗派を超えて地域の先祖、初盆家のみ霊を供養する。同寺の柳田泰宏住職は「中止することなく供養を続けてきた。感染予防を徹底して実施しますが、感染の不安がある方はご遠慮ください」と呼び掛けている。
問い合わせは極楽寺(電話延岡37・0265)。