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8月7日は高千穂花の日

本紙掲載日:2022-08-11
3面
右から甲斐町長と土持組合長。花束を受け取る緒嶋局長(左)と局員

町の推進会議、11事業所に花束贈る

 「高千穂町花の日」(8月7日)にちなみ地元産の花卉(かき)をPRしようと、高千穂町花の日推進会議(会長・甲斐宗之町長)は10日、町内11事業所へ色鮮やかな花束を贈った。

 贈呈式は各事業所であり、甲斐町長と町花卉園芸組合の土持陽宏組合長(54)=同会議専務理事=が訪問。ホオズキの花束と菊、トルコギキョウ、リンドウで作った花束を代表者に手渡した。

 このうち高千穂郵便局では、甲斐町長が「ぜひ窓口等に飾っていただき、多くの人に高千穂の花の魅力を知ってもらいたい。そうすることで生産者の意欲向上にもつながると思う」とあいさつ。

 受け取った緒嶋幸成局長(55)は「地元生産者が手塩に掛けて育てた花なので、お客さまも笑顔になるのでは。大切に飾らせていただく」と感謝を述べた。贈呈された花束は窓口や入り口周辺に飾られる予定という。

 花の日は、花卉栽培の振興と花に彩られた住みよい町づくりを目指し、1991年に定められた。2014年には、2月8日を「冬の花の日」に制定。毎年夏と冬に町内外への表敬訪問や花束贈答などを行っている。

 同推進会議によると、高冷地である町内で夏季に育つ花は日持ちや色合いに優れており、土持組合長は「若い人が興味を持ち『育ててみたい』と感じてくれたらうれしい」と話していた。

 高千穂郵便局以外の訪問先は次の通り。

高千穂地区建設業協会▽熊本県信用組合高千穂支店▽町商工会▽宮崎銀行高千穂支店▽宮崎太陽銀行高千穂支店▽宮交タクシー高千穂営業所▽九州労働金庫高千穂支店▽町観光協会▽西臼杵森林組合▽高千穂地区農業協同組合

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