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原爆の惨状を今に

本紙掲載日:2022-08-12
2面
19日まで行われている「広島・長崎原爆写真展」

延岡市役所で写真展−19日まで

 延岡市は19日まで、市役所本庁舎1階の市民スペースで「広島・長崎原爆写真展」を開いている。

 核廃絶・平和行政に関する啓発活動の一環。毎年、8月6日の広島原爆の日、同9日の長崎原爆の日に合わせて展示している。

 会場には、爆心地の惨状、熱線と放射線を全身に受けた少年など、広島・長崎の被災状況などを今に伝える写真パネルを10点展示。いまだ遺族が判明していない遺骨の名前を掲載した広島の原爆供養塔納骨名簿、長崎の原爆無縁死没者遺骨名簿を掲示し、遺族や名前に心当たりのある人の連絡を呼び掛けている。

 市総務課の担当職員は「改めて平和について考える機会にしていただければ」と話している。

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