縁日気分を味わって

２１日まで、かわまち夏まつり

◆いちにのいちご園が企画

　夏休み中の子どもたちに「縁日」気分を味わってもらおうと、第２回かわまち夏まつりが２０日から、延岡市大貫町のかわまち交流館で始まった。２１日まで。初日の２０日は、親子連れらが続々と訪れ、ゲームや買い物に笑顔を見せた。

　コロナ禍でこれまで夏に開かれていた大小さまざまな祭りやイベントの中止が続く中、「子どもたちが楽しめるイベントを」と、いちにのいちご園（節賀誠司代表、大貫町）が昨夏に続いて企画した。

　会場では同園のほか、「地元のみんなで協力しながら盛り上げたい」という思いに賛同した駄菓子のＢＡＮＢＩ、魔法のコーヒー、たこ焼きの博多金魚の飲食店４店舗とハンドメード雑貨２店舗が出店。１回１００円で楽しめるゲームは、射的、輪投げなど５種類が用意された。

　このうち射的は、並んだジュース缶に矢が当たれば、そのジュースがもらえる仕組み。子どもたちは狙いを定めて真剣な表情を見せ、１射ごとに家族やスタッフが一緒になって喜んだり、悔しがったりと盛り上がった。

　節賀代表（４７）は「自分も子どもがいるので、子どもも楽しめる縁日をしたいと企画した。毎年恒例にして、ゆくゆくは屋外も使えるような大きなイベントにしたい」と話し、「家族連れはもちろんのこと、大人だけでも楽しめるものになっている。ぜひ来場いただき、夏の祭りを楽しんでほしい」と呼び掛けている。

　祭りは２１日までで、時間は午前１１時〜午後４時。小雨決行、荒天中止。