求人情報の発信力強化へ

延岡市がリクルートと協定

　延岡市はこのほど、市内企業の雇用促進などを目的に、リクルート（本社・東京都千代田区、北村吉弘社長）と連携協定を結んだ。今後は同社が運営する「Ａｉｒワーク採用管理」を活用して採用活動のデジタル化を進め、求人情報の発信力などを強化する。

　協定締結式は市役所の災害対策本部室で行われ、リクルートＤｉｖｉｓｉｏｎ統括本部ＨＲ本部中途Ｄｉｖｉｓｉｏｎソーシャルソリューションデザイン部の渡部大輔部長、読谷山洋司市長、立会人として市議会の本部仁俊議長が出席した。

　渡部部長は「価値のある、効果のある事業になるよう尽力し、採用のデジタル化を通して地域を活性化したい」とあいさつ。読谷山市長は「生き生きと働ける延岡の良さをもっと発信していきたい。ご指導いただき、しっかり成果を出す」などと話した。

　協定により、今後はＡｉｒワークを使った中小企業（個人、農家含む）の求人ページ作成支援などに取り組む。作成した求人ページは求人検索エンジン「Ｉｎｄｅｅｄ」にも自動転載されるため、多くの求職者に情報を届けられるという。

◆９月８日に無料のセミナー開催

　延岡市は９月８日、企業などが魅力的な求人情報を発信できるよう、市内の事業者を対象に「〃いま〃の仕事探しにあわせた採用ＨＰ立ち上げセミナー」を開催する。受講無料。

　時間は午後２〜４時、場所は市コワーキングスペース（延岡駅西口街区ビル２階）。事前予約制で１５社（１事業所につき１人）を募る。応募多数の場合は業種のバランスなども考慮して決める。申し込み（ｈｔｔｐｓ：／／ｌｏｇｏｆｏｒｍ．ｊｐ／ｆ／Ｘｗｇｈ２）は今月２６日まで。

　セミナーではリクルートから講師を招き、採用ホームページの立ち上げ方法や採用力向上のノウハウなどを学べるという。主催者は積極的な活用を呼び掛けている。問い合わせは市人材政策・移住定住推進室（電話延岡２０・７１７６）へ。