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戦争、平和を考える−日向中

本紙掲載日:2022-08-24
3面
日向と浦添の生徒が、戦争と平和について活発に意見を交わした
浦添の生徒が日向ひょっとこ踊りの輪に加わり踊りを楽しんだ
沖縄県浦添市中学生平和交流団の交流会に参加した皆さん

戦時中に疎開沖縄県浦添市、5校の生徒を迎え

◆「私たちができること」を話し合う

 日向市立日向中学校(三田明生校長、305人)で18日、沖縄県浦添市中学生平和交流団を迎えての交流会が開かれた。同校と浦添市内の中学生が、戦争体験者からの講話、ワークショップなどを通して戦争と平和について意見を交わした。

 両市は、戦時中に浦添の子どもたちが日向に疎開していたことが縁で、両市の中学生をお互いに平和交流団として派遣するなど交流が続いている。今月予定していた日向からの派遣団は、新型コロナウイルス感染拡大のため中止した。

 この日は、日向中の生徒会役員ら約20人と、浦添市内の公立中学校5校から2年生10人が参加。開会行事があり、日向中の松本愛翔さん(2年)は「沖縄での戦争、現在のロシアによるウクライナ侵略なども含めて平和について考えたい」。浦添市の生徒を代表し山原恵土さんは「日向中の皆さんと一緒に平和をテーマに学べることはうれしい」とあいさつした。

 最初に浦添の中学生が、沖縄戦や疎開の実態などを説明。続いて、日向の戦争体験者が、戦時中の日向の現状のほか、沖縄から疎開した児童らの様子、交流など当時の思い出などを話した。

 意見交換では、両市の中学生が五つのグループに分かれて「これからの平和な世の中の実現のために、私たちができること」をテーマに話し合った。各グループは「戦争について勉強し、当時の苦しさを理解する」「戦争の怖さを語り継いでいく」「SNSを活用し世界に広めていく」「戦争を絶対起こさないために、命の大切さを知る授業を学校で行う」などと取り組みを発表した。

 伝統文化の交流もあり、浦添の生徒はエイサー、日向の生徒はひょっとこ踊りを披露。浦添の生徒がひょっとこ踊りの輪に加わり踊りを楽しむ場面もあり、両市の生徒はお互いの伝統文化でも親睦を深めた。

 閉会行事で浦添の吉長慧叶さんは「戦争の愚かさを改めて感じると同時に、今ある幸せ、平和を自分たちが守っていかなくてはならないと強く思った」と感想。日向の酒井創史さん(2年)は「戦争の恐ろしさをより理解した。戦争は二度と起きてはならないと思った」と話した。

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