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こども食堂活動を支援

本紙掲載日:2022-08-24
2面
節賀社長(前列中央)と寄付金を受け取ったこども食堂の代表者

丸誠電器、県北9団体に寄付

 丸誠電器(本社・延岡市昭和町、節賀誠社長)は23日、子どもたちの活動に役立ててもらおうと、延岡市や日向市、門川町のこども食堂9団体にぞれぞれ10万円ずつ寄付した。

 同社は西日本豪雨が発生した2018年から、被災地の復興や新型コロナウイルス対策、軍事侵攻を受けているウクライナへの支援に役立ててもらおうと、寄付を続けている。

 今回は、いちご園を営み、こども食堂にイチゴを届けたことがある長男の誠司さん(47)=いちにのいちご園代表=の助言もあり、寄付先にこども食堂を選んだという。

 贈呈式は本社であり、9団体のうち8団体の代表者が出席。節賀社長がそれぞれに寄付金を手渡した。ととろ食堂の甲斐一枝副代表(60)は、「助かるしありがたい。私たちは無料で提供できる0円食堂を目指していて、皆さんから善意で頂いた食材で弁当が作れている。頂いた寄付金は子どもたちのために、食材や器具などの購入に充てたい」と感謝した。

 節賀社長(78)は「子どもたちにおいしい物をたくさん食べてほしい」と話した。同社は西都市、都農町、新富町の計4団体にも今月中に寄付を予定。今後、宮崎市など他市町村の団体にも贈ることを検討しているという。

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