活動の進め方など学ぶ
本紙掲載日：2022-08-30
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新区長ら対象に研修会−日向市区長公民館長連合会
日向市区長公民館長連合会（三浦雅典会長）は２７日、大王谷コミュニティセンターで市自治公民館経営研修会を開いた。市内９０地区の区長公民館長のうち新任の区長、各区の理事ら約４０人が、講座や事例発表で実践的な地域活動の進め方などを学んだ。今年度は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、規模を縮小して開催した。
開会式で、三浦会長は「毎月の会合の実施など皆さんの協力に感謝している。実りある研修会にしてほしい」。来賓の十屋幸平市長は日ごろの活動に感謝し「さまざまな課題解決のために、皆さんたちと連携を深めていきたい」とあいさつした。
研修会では、土砂災害防止講座があり、県砂防ボランティア協会の会員が「土砂災害から身を守るためには」をテーマに講演した。崖崩れ、土石流など土砂災害のメカニズム、発生件数、人的被害などを示し、県内での土砂災害の危険箇所数、被害者数は県北に集中していると指摘。「全国的に豪雨の発生が増加しており、約４０年前に比べ土砂災害の発生件数は１・７倍になっている」と解説した。
対策については、自分の身は自分で守ることが重要と強調。三つのポイントとして「どこが危ないのか」「いつ危ないのか」「どうすればよいのか」を挙げ、ハザードマップや避難場所の確認、最新の気象、避難など情報収集の重要性を説いた。その上で「日ごろの備えと早めの避難が大事。安全な場所に、安全な時間のうちに避難してほしい」と呼び掛けた。
その他、南町の日�盞�志区長公民館長が「思いやりの街〜ひゅうが南町区の報告」をテーマに活動やまちづくりの提案を発表したほか、市職員が区や公民館活動の運営、関連する市の業務などを説明した。