運動会シーズン到来

コロナ対策工夫しながら開催へ−県北各学校

◆台風接近−前倒しや日程変更も

　県北の小中学校、高校の多くで今月、運動会や体育祭が予定されている。今年も新型コロナウイルス感染が収まらない中、観覧者の人数制限や規模を縮小するなど、各校工夫しながら開催するという。

　県立延岡工業高校（山内武幸校長、６９９人）は、台風接近に伴い悪天候が予想されたため、２日予定していた体育大会を１日に変更して実施した。

　同校は感染症対策として、観覧者を３年生の保護者、各家庭２人までに制限。接触を減らすために観覧スペースを設けた。時折、雨が降る中、生徒は学級ごとに分かれた団の色鉢巻きを巻いて、徒走や団技、リレーなどに全力で取り組み、笑顔を見せていた。

　同校のほか、今週末に体育大会を予定している学校は、天候の状況を見て前倒しを決めたり、今後判断する予定の学校もあるという。９月に開催を予定している学校の日程は次の通り（１日午前時点）。感染状況などで変更になる場合もある。

【２日】門川高
【３日】延岡高、延岡星雲高、延岡商業高
【４日】日向高、椎葉中
【９日】富島高（日向市）聖心ウルスラ学園高（延岡市）
【１０日】延岡学園高（延岡市）三ケ所小（五ケ瀬町）
【１１日】熊野江小、南浦中（以上延岡市）門川中、諸塚中
【１８日】延岡学園尚学館中・高等部（延岡市）尾向小、不土野小（以上椎葉村）
【２１日】延岡青朋高定時制
【２５日】田原小（高千穂町）鞍岡小、上組小（以上五ケ瀬町）宮水小、高巣野小、日之影小（以上日之影町）荒谷小（諸塚村）
【３０日】大王谷学園中等部（日向市）