買い物支援で連携協定
本紙掲載日：2020-09-26
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延岡市とサンシールさの（門川）
延岡市とサンシールさの（門川町東栄町、佐野政男社長）は２３日、同社がとくし丸（本社・徳島市）と提携し、門川町内や延岡市の一部で自動車による移動販売事業を展開するのに当たり、連携協定を結んだ。同社と門川町は１５日に協定を結んでいる。
事業は、移動スーパー「とくし丸」の小型トラックで、日常の買い物に不便を感じている高齢者や体の不自由な人たちなど購入希望者の家を１軒ずつ訪問し、サンシールさのが取り扱う生鮮品を含む約４００品目１２００点を届けるサービス。門川町内や延岡市の一部（鶴ケ丘、平原町など）の３コースを週２回巡る。
市との協定では、移動販売を通して買い物に出掛けることが困難な高齢者らの支援のほか、声掛けや異変があった際の連絡、緊急の際の通報といった見守り活動なども併せて行う。
延岡市役所で行われた協定締結式には、読谷山市長と佐野社長、販売パートナーの花岡英隆さんらが出席。協定概要などの説明に続いて、読谷山市長と佐野社長が協定書に署名した。
佐野社長は「門川町に出店して４０年。両親が延岡市一ケ岡に前身の精肉店を開いてから５０年になる。これまで育ててくれた地域の人々に恩返しがしたい」、読谷山市長は「地域の課題解決に必要な事業の展開を大変ありがたく思っている」と謝辞を述べた。
◆移動スーパー「とくし丸」２８日出発
移動スーパー「とくし丸」の出発式は２８日午前８時５０分から、門川町のサンシールさの正面広場で開かれる。