ＡＬＴら１６人に感謝状
本紙掲載日：2022-07-14
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国際交流、外国語教育で貢献−県庁
河野知事は１１日、県内で国際交流員（ＣＩＲ）と外国語指導助手（ＡＬＴ）として活動してきたＪＥＴプログラムの参加者１６人に感謝状を授与した。このうち、１４人には本県を国内外にＰＲする海外特派員の委嘱状を交付した。
同プログラムは、地方公共団体が外国語教育を充実し、国際交流を推進するために外国青年を招致する事業。県内には５月末現在、ＣＩＲ１３人が各市町村で、ＡＬＴ８３人が小中学校などでそれぞれの業務に従事している。
式には１３人が出席。２０２１年から県立富島高校のＡＬＴを務めたハンナ・エードマンさん（２５）は「親切で温かい生徒たちのおかげで自分も親切で温かい人間になれた。家族や友だちに宮崎の良さを伝えたいし、日本に行く人がいたら宮崎を薦めたい」と話した。
また、１８年から県立高千穂高校のＡＬＴを務めたタイラー・ファリーさん（３８）は、任期を終えた後も同町で家族と暮らすといい、「娘は４月から小学生だからランドセルも買った。農業に挑戦するので、地域の人たちに教えてもらいたい」と新たなスタートに期待を膨らませた。
このほか県北では、延岡市のＣＩＲカリナ・ブブリスさんが６年、門川町のＡＬＴレーン・フジオカさんが１年の任期を終えた。