地元の海でサーフィン−細島小５、６年生
本紙掲載日：2022-07-15
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心肺蘇生法なども体験
日向市立細島小学校（藤原裕司校長、９０人）の５、６年生３７人は７日、日本屈指のサーフスポットとして知られる同市お倉ケ浜海水浴場でサーフィンに挑戦した。サーフィンを通して、海の楽しさや怖さ、命の守り方などを学ぼうと、昨年度から授業に取り入れた。サーフィンを正式な体育の授業に採用しているのは全国的にも珍しいという。
授業には、日向市のサーフィン連盟（甲斐俊作理事長）と消防本部（松木巖生消防長）が協力した。児童は４班に分かれて活動。サーフィン連盟のメンバーからサポートを受けながらサーフィンの実技やこつ、消防本部の藤永陽二警防課長補佐ら３人からは、離岸流の危険性や心肺蘇生法の胸骨圧迫などを学んだ。
この日は、６月２８日に続き今年２回目の授業。サーフィンの実技では、昨年の経験を生かして見事なライディングを披露する６年生、今年初めて挑戦し悪戦苦闘する５年生など様子はさまざまだったが、児童全員が楽しそうにサーフィンと日向の海を満喫していた。
６年生の木浦櫂綺さんは「サーフィンは波に乗った時の感覚が楽しい。海の危なさ、救命法は昨年も学んだけど再確認になった」と話した。