吹奏楽部に生の音楽届ける
本紙掲載日：2022-10-01
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アンサンブル・ヒムカ、日向中を訪問
読売日本交響楽団コンサートマスター小森谷巧さん率いる室内楽団アンサンブル・ヒムカは９月２０日、日向市立日向中学校（三田明生校長）を訪問し、同校の吹奏楽部（部員２２人、工藤まゆみ顧問）に生の音楽を届けた。
アンサンブル・ヒムカは２０１８年９月、同市で誕生。クラシックコンサートの企画制作を手掛けるファインミューズ（本社・神奈川県横浜市）の社長で、地域音楽コーディネーターとして活動する日向市出身の�盒桐拡�さんが「県北の皆さんに質の高い演奏を体感してもらい、クラシック音楽の魅力に触れてほしい」と立ち上げた。
この日は小森谷さん（バイオリン）、去川聖奈さん（バイオリン／ビオラ）、吉岡次郎さん（フルート）、富山里紗さん（ピアノ、同市出身）、�盒兇気鵑�来校。
「ペール・ギュント」（グリーグ）より「朝」「アニトラの踊り」「山の魔王の宮殿にて」、「２つの間奏曲」（イベール）などをピアノとフルート、ピアノとビオラなど、さまざまな組み合わせで演奏した。
最後はアンコールに応え、演奏家４人全員でリベルタンゴ（ピアソラ）を披露。息の合った、情熱的な音色で部員たちを引き付けた。
部長の前田珂延（かの）さん（３年）は「一曲一曲、その世界観に圧倒された。息遣いや繊細な音色が伝わってきて感動した」と話した。
�盒兇気鵑蓮嵜瓦剖舛い燭發里�いっぱいあったのではないか。今皆さんが感じている、その豊かな心を普段の生活でも大切にしてほしい」と部員たちに呼び掛けた。
アンサンブル・ヒムカは９月１７〜２０日、延岡市と日向市の３会場でコンサートを開き、その一環として同校を訪問した。