心込めた手作り作品

延岡市の作家ら３人制作の７００点

◆２８日まで、延岡・虎彦サロン

　「秋麗（あきうらら）〜夜長も愉（たの）しハンドメイド展」が、２８日まで延岡市幸町の虎彦サロン（風の菓子虎彦内）で開かれている。観覧無料。開場は午前９時から午後７時（最終日は同５時）まで。２６日は定休日。

　会場には同市在住の西嶋弘子さん（羊毛と糸の店ガレ）、畦原純子さん（オトナ可愛工房ｆｉｆｉ）、神奈川県小田原市在住の金子清子さん（ｋｉｙｏ―ｋｏｂｏ）＝延岡市出身＝のハンドメード作品約７００点が並ぶ。展示しているものはすべて購入することができる。

　西嶋さんは、羊毛フェルトを使ったブローチやコースター、マフラー、ストールなど。コンパクトで持ち歩きしやすい襟巻きは片方が輪っか状になっているため、巻くだけで形が決まり、崩れないと好評だという。

　畦原さんは、世界中のビーズを使ったネックレス、ブローチなどのアクセサリーやワイヤアートのサンキャッチャー。ドーナツ形ガラスネックレスはアメリカの職人が手作りしたガラスビーズと日本製のシルクコード（ひも）を使っている。

　金子さんは、本革を使ったキーケースや財布など。使いやすいように工夫された箱バッグも展示している。

　また、同会場に台風１４号被災者支援コーナーも設置。売り上げの半分はコンパネ（畳の下に敷いたり、壁の補修に使ったりする木の板）代として、ボランティア団体「ロハス南阿蘇たすけあい」へ寄付する。

　西嶋さんは「心を込めて手作りした作品を展示しています。ぜひご覧ください」。畦原さんは「久しぶりの展示会です。新作もご用意しています」と来場を呼び掛けている。

　同サロンでは作家の作品が３人に当たるプレゼント企画もスタート。最終日に抽選が行われる。