仮装姿の人で大にぎわい

駅まちエリアでハロウィーンイベント

　「のべおか駅まちエリア」一帯が〃オバケの国〃になる「のべおかえきまちハロウィンジャック２０２２」が２３日、延岡市の山下新天街やサンロード栄町、幸町の延岡駅前複合施設エンクロスなどであった。仮装した子ども連れら多くの人でにぎわい、１日楽しめるイベントを満喫した。延岡わくわくマーケット実行委員会（吉田展啓実行委員長）主催。

　イベントは２０１８年、エンクロスが駅まちエリアと協力し、「延岡で仮装してハロウィーンを楽しめるイベントをやりたい」と始まった。以降コロナ禍で制限を受けながらも毎年実施。今年は３年ぶりの本格開催となった。

　来場者数を心配する声もあったが、開始時刻１時間ほど前から続々と仮装姿の人たちが訪れた。山下新天街には飲食、雑貨など２１店舗が出店。アーケード街は終始にぎわいを見せた。

　実行委員が準備した、会場内を歩いて謎解きに挑戦するイベントも、早々に定員２００人に到達する人気ぶり。複数のコスプレーヤーが会場を歩いて盛り上げ、子どもたちのダンスや巨大ガイコツのパレードでは人だかりができた。

　エンクロスや延岡駅も同時開催し、子どもが楽しめるイベントを企画。〃出張〃して商店街でイベントを行う企画もあり、まさに「駅まちエリアが一つに」なってイベントを盛り上げた。

　吉田実行委員長（４１）は、「全盛期の七夕まつりのような人だかりで感無量。仮装してきてくれた人も多く、楽しそうにしてくれていたのが何よりだった。皆さんの協力のおかげ」と感謝した。