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内藤家伝来の名宝③

本紙掲載日:2022-11-01
7面

延岡城・内藤記念博物館で特別展-11月6日まで

◆天皇お二人の直筆の詩歌

【後奈良院宸翰詩懐紙】(室町時代、41・8×61・4センチ)「宸翰(しんかん)」は天皇が自分で書かれた文書、「懐紙(かいし)」は和歌や連歌を書き記すのに使った折り紙のこと。
第105代の後奈良天皇(1496~1557)は学問を好み、多くの文筆、和歌を残した。
この詩のタイトルは「賦垂絲新菊」。賦は漢詩の形式の一つで、心に受けた感動をそのままに述べたものをいう。絲(訓読みで「いと」、音読みで「シ」)はヤナギのこと。
タイトルの左に大きく「詩」とあり、その下に「以花為韻」。7文字ごとに花(カ)の音で韻を踏んで作った詩、の意味という。
シダレヤナギと菊の花が織り成す風光明媚(めいび)な情景を歌っている。風格の感じられる堂々とした字で書かれている。
天保年間(1833~44)に作成されたと考えられる内藤家文書「御道具題帳」=特別展で展示中、明治大学博物館所蔵=にも記されており、この頃には内藤家が所有していたと考えられる。国の重要美術品に認定されている。

【後水尾院宸翰和歌懐紙】(江戸時代、29・6×43・9センチ)第108代の後水尾(ごみずのお)天皇(1596~1680)の和歌。
「みしやたれ
見さらむ
誰かみすも
あらん
見ませぬ
人は
みぬも
みぬ
かは」
と書かれている。
古今和歌集に入っている在原業平の歌「見ずもあらず見もせぬ人の恋しくはあやなく今日やながめ暮らさむ」を本歌取りした恋の歌で、「私を見ないあなたは、会っていても会っていないことになるのではないでしょうか」といった意味。国の重要美術品に認定されている。
=ともに延岡城・内藤記念博物館所蔵

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