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LL サイズ
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1枚 500円 |
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1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加) |
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第102回全国高校ラグビーフットボール大会宮崎県予選会
◆高鍋、12年連続30回目の花園へ
第102回全国高校ラグビーフットボール大会宮崎県予選会の決勝は13日、宮崎市のひなた県総合運動公園ラグビー場で行われた。3年ぶりに決勝の舞台に立った延岡星雲は5―53で高鍋に敗れた。高鍋は12年連続30回目の花園出場。
延岡星雲は開始早々に先制トライを奪われ、勢いにのまれた。0―41で迎えた後半12分には、セットプレーからFL吉川凱斗がオフロードパスをWTB児玉力彦へつなぎトライ。一矢は報いた。結果は次の通り。
▽決勝
高 鍋 53 31― 0 5 延岡星雲
22― 5
◆王者の壁、意地の1トライ−延岡星雲
王者の壁は高かった。県総体のリベンジ、そして花園出場を懸けて挑んだが「高鍋の圧に押され受けてしまった。立て直せなかった」。延岡星雲の主将、永田祥梧は言葉少なに振り返った。
ゲームの入りが全て。キックオフがタッチラインを割り、相手ボールのセンタースクラムに。開始2分でトライを奪われ、「まさかだった」と池田晋一監督。当然、選手も動揺した。
何とか気持ちを切り替えたかったが、相手は11連覇中の高鍋。一気に攻め立てられた。
劣勢の中、ナンバー8赤木謙心、PR綾優剛を中心に少しずつ突破を図る。前半23分には、敵陣22メートル内のスクラムから、FW陣が連続ラックでゴール目前まで攻め込む場面もつくった。
後半も苦しい展開が続いていたが、闘志はついえていなかった。「絶対トライを取る。狙っていた」とはWTBの児玉。後半12分、敵陣でマイボールスクラムから、ゲームキャプテンの吉川が右に持ち出し、タックルを受けながら児玉へ。そのまま2人を交わし、インゴールに飛び込んだ。
決定力があるエースBKの小椋洋翔を欠き、決勝も負傷者を出しながら意地を見せた選手たち。池田監督は「俺(おれ)の力不足。お前たちはよく頑張った。胸を張っていい」とたたえた。
◆「楽しく」〃ラガール〃交流戦
15人制の決勝を前に、女子ラグビーによる7人制エキシビジョンマッチがあった。女子競技者の普及拡大と練習の成果を披露する場の提供として4年前から実施している。
今年は、富島高校女子ラグビー部(黒木隆平監督、佐藤晴菜主将、12人)を中心に延岡星雲2人、富島OG3人、中学生2人が2チームに分かれて実施した。
大会関係者や保護者らが見守る中、レベルの高いランニングスピードやしぶといタックル、立ったままボールをつなぐ連続アタックを披露。26―15の熱戦を繰り広げ、観客から歓声が上がる場面もあった。
佐藤主将は今季、九州選抜に選ばれ「第12回全国高等学校女子合同チーム大会(長野県、7月28〜31日)」にフル出場。一方、部としては新型コロナの影響で公式戦がなく、「最後にみんなでプレーできてうれしかった。思いっきりプレーできた」と笑顔で振り返った。
県ラグビー協会の佐藤清文競技委員長は「男子とは違ったプレーもあり、とても良い試合だった。今後も続けていきたい」と話した。