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町民の多彩な作品展示−五ケ瀬町美術の祭典

本紙掲載日:2022-11-28
7面
自然の恵み資料館で開かれている「五ケ瀬町絵画展」

12月11日まで自然の恵み資料館など

 五ケ瀬町民の美術作品を町内各所へ展示する「第15回五ケ瀬町美術の祭典」が12月11日まで、町自然の恵み資料館(町総合公園Gパーク内)を主会場に開かれている。無料。開館は午前9時〜午後5時。期間中無休。主催は町、町教育委員会。

 芸術に触れる機会を広く提供し、文化の振興や発展を図ろうと2008年にスタート。毎年、同資料館に絵画やポスターを並べて優秀作品を表彰する「町絵画展」と、町内の商店などに小中学生の美術作品を展示する「ふれあいぎゃらりー」を合同で開催している。

 今年は両展合わせて300点以上の作品が集結。このうち、町絵画展には一般の部15点、小中学生の部73点、保育所の部19点が寄せられた。

 緑豊かな田園風景やヤマメのつかみ取りをしている子どもたち、個性あふれる愛鳥週間ポスター、祖母との思い出や特産品を浄専寺(同町三ケ所)の桜吹雪に描き込んだ作品など見どころ満載の展示内容となっている。

 優秀作品の表彰式は12月8日午後6時から、同資料館で実施予定。ふれあいぎゃらりーの作品は宮崎銀行五ケ瀬出張所、JA高千穂地区五ケ瀬支所、五ケ瀬郵便局、鞍岡郵便局、赤谷商店街、鞍岡商店街などで観覧できる。

 町教委の担当職員は「子どもたちや学校はもちろん、たくさんの方の協力で成り立っている企画。1人でも多くご来場いただき、楽しみながら感性を育んでもらえれば」と呼び掛けている。

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