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本紙掲載日:2022-12-06
9面
保護者と協力しながら新聞紙を高く伸ばした

延岡こども未来創造機構

◆新聞紙使ったワークショップ

 延岡こども未来創造機構のワークショップ「にょきにょきしんぶんし」が11月5日、延岡市栄町の同機構事務所であった。

 ワークショップは午前と午後の部に分かれて実施。このうち、午前の部には子どもから大人まで21人が参加した。

 ファシリテーターを務めた同機構の鉄矢悦朗理事は、子どもたちに新聞紙1枚を渡して「地面に立たせてみて」と呼び掛けた。子どもたちは挑戦するも折り曲げずに立たせることはできず、鉄矢理事が筒状に丸めたら直立することを説明。今回はこの方法を利用して、筒状の新聞紙をどれだけ高く伸ばすことができるかを競った。

 参加者はグループに分かれて作業をスタート。メンバー全員で協力しながら新聞紙を次々とテープでつなぎ合わせ、巻物のように筒状に丸めた。

 完成後、近くの山下新天街に移動。子どもたちは筒状の新聞紙を〃にょきにょき〃と少しずつ伸ばし、アーケードの天井を目指した。天井に付く寸前で筒が折れると「あー」「惜しい」と声を上げて楽しんでいた。

 母親と参加した工藤夢花さん(12)は「新聞紙を巻くのが楽しかった。結構高くまで上がってうれしかった」と笑顔で話した。

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