第１回高平山ロード＆トレイルラン

本紙掲載日：2022-12-21

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ＰＲする「第１回高平山ロード＆トレイルラン」の実行委員会。中央が森山さん

高平山の山頂からの絶景＝ＮＰＯアスリートタウンのべおか提供

アスリートタウンのべおか主催－名所を登り、オリンピアＲを懸ける

◆出場者、ボランティア募集

　知る人ぞ知る延岡市の名所「高平山」を登り、オリンピアロードを駆ける「第１回高平山ロード＆トレイルラン」は来年３月５日、延岡市の大野町運動公園を発着点に、約１９・５キロの高平山周辺特設コースで開催される。実行委員長の森山慎作さん（ＮＰＯアスリートタウンのべおか理事長）は「延岡の多くの人に知ってもらい、親しまれ、愛される大会に」。２０日、出場者やボランティアを募集する特設サイトを開いた。

　実行委員会は２０日、延岡市役所で会見を開き、概要と募集要項を説明した。

　大会は同ＮＰＯが主催。実行委員会などが企画・運営する。趣旨は、森林資源の活用・保全、周辺地域の振興とスポーツの普及としている。実行委員会には「スポーツを通して延岡を盛り上げていこう」と賛同した有志１５人ほどが集まったという。

　会見などによると、トレイルランニングは陸上競技の中長距離走の一種で、さまざまな種類の地形や環境で行われ、山岳レースとも。全国のアスリート、ランナーに愛好家は多いという。

　大会を通して、スポーツの振興、森林資源の活用・保全や地域の魅力発信につながるとして、全国で多くの大会が開かれている。

　今大会には、高平山の保全のために活用、振興に取り組む岡富山施業森林組合、「サバイバルゲームフィールドフォートレスト」が協力。スポーツイベント事業に取り組む「ユニバーサルフィールド」が運営に携わる。

　レースは午前８時３０分に、大野町運動公園をスタート。標高４００メートルの高平山で作業道、林道から山頂を目指し、柚木町方面の登山道入り口へ。その後、オリンピアロードを大野町方面に進む約１９・５キロ。上り下りの累積標高は７００メートルになる。

　森山さんらは「地元の人たちとふれあいながら、走ることを楽しむのがトレイルラン。高校生以上の健康な人なら参加可能。九州内外から誘客し、地元の飲食、観光業の活性化にもつながれば」。出場者、ボランティアスタッフを募る。

　参加資格は高校生以上の健康な男女で、募集人数は２００人。参加費は一般５０００円、学生４０００円。参加費には障害保険料、参加賞、ふるまい食などを含む。

　大会出場やボランティアについては、「ユニバーサルフィールド」のホームページから。電話での問い合わせはＮＰＯアスリートタウンのべおか（電話延岡４２・３７００）。