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神楽、臼太鼓踊りを披露

本紙掲載日：2022-12-22

7面

ステージ上で若宮神楽を披露する５、６年生

フロアで上野原臼太鼓踊りを踊った

西郷義務教育学校で伝統芸能発表会－美郷

　美郷町の西郷義務教育学校（吉住京太郎校長）で１１月２４日、５、６年生２７人による伝統芸能発表会があり、４年生や保護者を前に練習してきた成果を披露した。

　同校では、ふるさと学習の一環として地区の伝統芸能の継承活動に取り組んでいる。毎年、若宮神楽保存会（川口元衛会長、２２人）と上野原臼太鼓踊り保存会（林田健二会長、約２５人）の協力のもと、６年生が５年生に指導を行い、伝統を受け継いでいる。

　今年は６月から神楽、１０月から臼太鼓踊りの練習を開始。神楽は舞い手、太鼓、笛。臼太鼓踊りは音頭を取る「かね」と「つんぽこ」、踊り。それぞれの担当ごとに分かれて練習を積んできた。

　体育館であった発表会には、来年度に芸能を受け継ぐ４年生、保護者、両保存会のメンバーが来場。５、６年生は、やや緊張しながらも真剣な表情で舞や演奏を披露した。

　発表を鑑賞した神楽の川口会長は「最初はどうなるかと思ったが短い期間でよく覚えた」。臼太鼓踊りの林田会長は「子どもたちだけで踊ったのは初めてだったが、上手に踊れていた」と評価した。

　５年生の髙城伊吹さん（１０）は「神楽の舞と臼太鼓踊り両方覚えるのは大変だった。ミスもあったけど今までで一番良かったと思う」と話した。

　同校によると本来であれば、１１月に行われる地域の祭りで披露する予定だったが、コロナ禍で中止や規模縮小となり、学校で発表の場を設けたという。

神楽、臼太鼓踊りを披露

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写真アラカルト

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