大賀さん（大貫町）の１００歳祝う
本紙掲載日：2022-12-30
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節目を機に、民謡教室の指導終える
延岡市大貫町在住の大賀次男さんが１０日に１００歳の誕生日を迎えた。大賀さんが民謡指導している日謡会（藤丸節子代表、８人）は２５日、同市山下町の北老人福祉センターで花や記念品を贈り、長寿を祝った。
大賀さんは、１９２２（大正１１）年に高千穂町で生まれた。民謡教室を４０年近く指導。９６歳の時に夕刊デイリー明るい社会賞を受けた。趣味はカラオケと野菜作りで、「週１回のカラオケをやるだけでも健康ですね」と笑顔で話す。
講師活動は「１００歳まで続ける」と決めて励み、この日で最後。会員から紫色のコチョウランを受け取ると「長い間お付き合いありがとうございました。長生きできたのは皆さんのおかげです。街中で会った時は元気な顔を見せてください」とあいさつ。
この後、「シャンシャン馬道中」や「正調刈干切唄」、宮城県の民謡「斎太朗節（さいたらぶし）」を尺八で演奏した。
趣味のカラオケは今後も続ける予定だ。１５日にも大貫町のごとうカラオケスタジオ（後藤九州男代表）で行われた「歌と踊りの発表会」に出演。同スタジオが開設した約２０年前からの常連でもあり、お気に入りの歌手は北島三郎。この日も同氏のメドレーを強く伸びやかな声で歌い上げた。