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ウサギの絵の掛け軸など3点

本紙掲載日:2023-01-11
7面

延岡城・内藤記念博物館−新春特別展示

◆うち2点は初公開

 延岡市天神小路の延岡城・内藤記念博物館(工藤研二館長)は「新春特別展示」として、2階平常展示室の一部を替え、同館所蔵または寄託された品の中から、新年にふさわしい3点を展示している。うち2点は初公開。29日まで。

 初公開の1点目は、遠江国(静岡県)掛川藩主・太田資始(すけもと)=1799〜1867=が描いたウサギの絵の掛け軸(縦102・7センチ、横33・4センチ)。2014年に内藤家から延岡市に寄贈された。

 激動の幕末期に3回も老中に就任するほど幕閣の重要人物だった資始は、内藤家16代当主・政擧(まさたか)の実父。絵は、2回目に老中に就任する前年の1857(安政4)年に描かれた。伏せて丸くなったウサギを満月に見立てた、かわいらしい作品。当時の資始は、家督を資功(すけかつ)=政擧の兄=に譲って隠居中だった。

 平常展示室では、時代や分野別にテーマを設けて延岡の歴史を紹介しており、資始の絵は「3、歴代藩主の治世と人々のくらし」の「内藤時代」の中で展示中。横には、同じく新春特別展示で、息子の政擧が書いた一行書「福生於清約」(福は清約に生ず)=同館所蔵=が並んでいる。

 初公開の2点目は、延岡市の谷家から同館に昨年6月に寄託された「若松に鶴図」。明治時代に制作された六曲一双の金びょうぶで、縦は157センチ、横は各363センチの右隻(うせき)と左隻を並べて展示しており、華やか、かつ見応えがある。合わせて5羽の鶴と松が描かれている。

 円山応挙(1733〜95)の作品の写しと考えられ、作者は不詳だが、鶴が羽繕いをする様子や首を伸ばす様子などが生き生きと描かれている。訪れた人たちは、展示ケースの中をのぞき込むようにして、緻密に描かれた鶴の絵を鑑賞していた。「6、延岡ゆかりの偉人と美術工芸品」のコーナーに展示されている。

 無料で観覧できる。開館は午前9時〜午後5時。今月の休館日は10、16、23日。

◇2月は西洋絵画展−ピカソ、ダリ、マティスらの作品

 2月11日からは、開館記念特別展の第2弾として、「20世紀の巨匠−モダンアートに生きるヒト」と題した美術展(観覧有料)が開かれる。県立美術館の所蔵品の中から、ピカソ、ダリ、マティスらが人間を描いた作品を展示し、「ヒト」の本質に迫る。同館に新たに備わった美術館機能のお披露目ともなる。

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