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トルコ・シリア地震−救援金、被災者支援へ

本紙掲載日:2023-06-19
2面
読谷山市長にトルコ・シリア地震救援金の目録を手渡す延岡市区長連絡協議会の森口会長

延岡市区長連協・日赤へ202万円

 延岡市区長連絡協議会(森口正輝会長)は14日、日本赤十字社に「2023年トルコ・シリア地震救援金」として202万7762円を贈呈した。

 市役所で救援金の寄託式があり、森口会長が日赤延岡市地区の地区長を務める読谷山洋司市長に目録を贈呈。読谷山市長は「大切に使わせていただきます」と述べ、感謝状を贈った。

 同協議会は今年2月に起きたトルコ東部のシリアとの国境付近を震源とする地震とその余震による被災者の支援活動に役立ててもらおうと、3月の理事会で救援金の寄付を決定。約2カ月にわたり市内全386区に協力を呼び掛け、浄財を募った。

 贈呈式には同協議会の役員5人と市の幹部が出席し、森口会長は「区の皆さんの気持ちが詰まっているので、よろしくお願いします」と希望。読谷山市長は「市民の方々がいかに被災者の苦しみを自分事として受け止めているかが伝わりました」と応えた。

 日赤延岡市区によると、全国から日赤本社に集まった救援金は5月26日現在で54億7950万円近くに上る。このうち宮崎県支部には今月8日時点で289件の計585万円余りが寄せられていて、今回の贈呈で大きく実績が伸びた。

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