夕刊デイリー新聞社は、本紙に掲載された写真の提供サービス(有料)をしています。
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写真は本紙記者がデジタルカメラで撮影したもので、新聞紙上では白黒でも提供写真はカラープリントです。
写真のサイズと料金は次の通りです。
▽L サイズ 1枚 300円
▽LL サイズ 1枚 500円
▽A4 サイズ 1枚 1,200円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加) |
L サイズ
(8.9×12.7センチ) |
1枚 300円 |
LL サイズ
(12.7×17.8センチ) |
1枚 500円 |
A4 サイズ
(21×29.8センチ) |
1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加) |
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提供できない写真もありますので、まず、本社にお電話をください。
掲載日などをお聞きし写真を確認した上で準備します。
受け渡しは、本社または支社、支局に来社していただくことになります。
写真によっては提供サイズが限られる場合があります。
また、事件、事故、災害、選挙、肖像権に関係する写真や本社に版権のない写真は提供できませんのでご了承ください。
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大久保安一さん(延岡市北方町出身)
澄んだ青空を背景に、アケボノツツジの花々が、一つ一つ、丁寧な筆使いで描かれている。延岡市北方町早日渡出身、大久保安一さん(81)=同市南一ケ岡在住=の水彩画「諸塚山のあけぼのつつじ」が、19日、延岡市の小中一貫校、市立北方学園(池野宗宏校長、169人)に寄贈された。
昨年のみやざき総合美術展で絵画部門の大賞に輝いた作品で、60号サイズ(縦97センチ×横130センチ)の大作。「地元の子どもたちの刺激になればうれしい」と頬を緩める。
大久保さんは65歳の時、独学で水彩画を始め、これまで数多くの審査会で入賞。今作は、約20年前に撮影した諸塚山からの眺めをもとに、約8カ月をかけて制作したもので、何度も全体のバランスを調整し、最も美しいと思える描写を追求した。やり直しの効かない薄い雲も、思い切り良く描けたそうで「素直に自分が出せた作品」と振り返る。
大賞の報告を受けた時は「雲の上のさらに上の賞と思っていたので、夢か、と疑うほどうれしかった」。作品はおよそ1年、県庁の正面玄関に展示されていたが、今年の5月に返却された。同郷の知人から北方学園への寄贈を提案され、「家で保管しておくなら、故郷(北方)の方たちに見ていただきたい」と、寄贈を決めたという。
この日、同校校長室には北方学園小学校、中学校の代表児童生徒が集まり、お礼を述べた。早日渡地区在住の小学6年、藤本季里香さん(11)は「近くに、こんなすごい絵を描く人がいるとは知らなかった。絵は、とてもきれいで、迫力があるなと思った。登校した時に見ると、一日、頑張れそう」と笑顔。
大久保さんは「故郷に自分の絵が残るというのは、大変光栄なこと」と感謝。「美術には、見たままを描いたとしても、個性がにじみ出てしまう面白さがある。(子どもたちには)ぜひ、好きなように、思ったように絵を描いて、楽しんでほしい」と話していた。