夕刊デイリー新聞社は、本紙に掲載された写真の提供サービス(有料)をしています。
スポーツで活躍した場面の写真、ステージでの発表会、さまざまな行事で新聞に掲載された写真をご家族の記念に保存されてはいかがですか?
写真は本紙記者がデジタルカメラで撮影したもので、新聞紙上では白黒でも提供写真はカラープリントです。
写真のサイズと料金は次の通りです。
▽L サイズ 1枚 300円
▽LL サイズ 1枚 500円
▽A4 サイズ 1枚 1,200円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加) |
L サイズ
(8.9×12.7センチ) |
1枚 300円 |
LL サイズ
(12.7×17.8センチ) |
1枚 500円 |
A4 サイズ
(21×29.8センチ) |
1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加) |
|
提供できない写真もありますので、まず、本社にお電話をください。
掲載日などをお聞きし写真を確認した上で準備します。
受け渡しは、本社または支社、支局に来社していただくことになります。
写真によっては提供サイズが限られる場合があります。
また、事件、事故、災害、選挙、肖像権に関係する写真や本社に版権のない写真は提供できませんのでご了承ください。
写真は個人的利用に限ります。
印刷物などに用いることはできません。
写真提供サービス開始とともに、これまでの貸し出しサービスは終了します。
お問い合わせ、お申し込みは
本社(電話番号 0982-34・5000、平日は午前9時−午後5時、土曜は午前9時−午後3時)へお願いします。
|
野村幸枝さん(延岡市大武町)の記念絵画個展
◆14、15日、延岡・野口遵記念館
今年7月に延岡市美術展で3回目の特選を受賞し、「無鑑査」になった野村幸枝さん(83)=延岡市大武町=の記念絵画個展が、14、15日、野口遵記念館のフリースペースで開かれる。幸枝さんは2020年、第46回県美術展でも大賞を獲得。二人三脚で創作に励んできた夫の豊さん(83)と共に、多くの来場を呼び掛けている。観覧無料。開場は午前9時〜午後5時(最終日は同3時まで)。
当日は、これまでの展示会で受賞した大作5点を公開。新型コロナの規制が緩和された喜びをキャンバスにぶつけた油彩画「待ってました!この時を!」(23年度延岡市美展特選、F100号)や、穏やかな表情で寄り添う老夫婦を描いた鉛筆画「追憶」(第46回県美術展大賞、F80号)など、力強い筆跡で表現された迫力満点の作品が並ぶ。
また、今回の個展に合わせて、風景や静物などの油彩、水彩画(A4〜A3サイズ)約120点も新たに展示予定。こちらは販売も行い、額縁は無料で付属するという。「気に入っていただける作品があれば、ぜひ手に取っていただきたい」と話す。
幸枝さんが本格的に油彩画に取り組み始めたのは、子育てに一区切りが付いた50歳の時。夫の豊さんと共に、ほぼ独学で技術を磨き、1991年には県美術展に初出品。夫婦そろって入選を果たした。
以降、次々と作品を発表し、互いに多くの展示会で入賞。延岡総合文化センターには2人の作品がそれぞれ寄贈されており、現在も大ホール前のロビーに並んで展示されている。
しかし、豊さんは現在、休筆中。マネジャー兼プロデューサーとして、足が不自由な幸枝さんを生活面から献身的に支えている。作品にアドバイスをすることも多々あるといい、幸枝さんにとって豊さんは「今も良きライバルであり、刺激し合える必要不可欠な存在」。今回は〃個展〃と銘打っているが「夫婦2人で作品を作っているという気持ちに、変わりはありません」と口をそろえる。
幸枝さんは今回の無鑑査認定、県美展での大賞受賞などについて「時間はかかりましたが、ようやく努力が頂点に達したな、とうれしい気持ちでいっぱいです。絵を描くことは生きがい。多くの方に私たちの作品を見て、楽しんでほしい」と笑顔。
豊さんは「彼女の絵からは『描きたいものを描きたいように描く』という気持ちがストレートに伝わってくる。絵を描かなくなって、改めて彼女の絵の素晴らしさに気付かされます。ぜひ生で、この力強さを体感してほしい」と来場を呼び掛けている。