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世界農業遺産を探究−高千穂高

本紙掲載日:2024-01-19
2面
丸本さん(左)から牛の飼育法などについて教わる高千穂高校生産流通科の生徒たち

畜産農家など現地で学び深める

 県立高千穂高校(長友美紀校長、262人)は16日、世界農業遺産に認定されている高千穂郷・椎葉山地域(高千穂、日之影、五ケ瀬町、椎葉、諸塚村)で現地視察学習を行った。生産流通科の農業専門科目「地域資源活用」の一環。1年生11人が高千穂町の畜産農家と日之影町の伝統芸能を視察し、郷土への理解を深めた。

 農畜産物の生産・流通やスマート農業などを学ぶ同科は毎年、設定課題(肉用牛、神楽、焼き畑農業)の探究や成果発表を通じた総合理解の推進に努めている。

 視察学習は、体験をより効果的な学びにつなげようと2021年度から導入。この日は高千穂町の畜産農家2軒と、日之影町岩井川に伝わる大人(おおひと)神楽を視察した。

 このうち高千穂町岩戸では、丸本秀徳さん(47)方を訪問。親牛25頭、子牛20頭が放たれた450平方メートルの牛舎を自由に見学し、牛と触れ合いながら分娩(ぶんべん)間隔や個体識別用の耳標(じひょう)、餌などについて学んだ。

 飼育員を目指す阿南凌さん(16)は「牛の飼育や農家さんの一日の流れなどが分かり、勉強になった。体調の見方など初めて知ったこともあったので、今後の実習にしっかりと生かしたい」。祖母が畜産農家という永野航さん(16)は「餌代の高騰などで赤字経営の農家が多いと聞き、大変さを実感した。牛に携わる仕事に興味があるので、教えてもらったことを忘れずにいたい」と話した。

 世界農業遺産は、近代化で失われつつある伝統的な農法や農村文化などを地域システムとして一体的に保全、継承することを目指す国際連合食糧農業機関のプロジェクトで、高千穂郷・椎葉山地域は15年に認定された。

 視察学習は全3回の予定で、今月23日に椎葉村不土野の焼き畑農業、30日に日之影町の畜産農家を訪問する予定。

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