延岡学園４強入り

本紙掲載日：2021-04-01

11面

第１４８回九州地区高校野球大会県予選

◆延岡、日向、富島は敗れる

　第１４８回九州地区高校野球大会県予選は３１日、宮崎市のひなたサンマリンスタジアム宮崎などで準々決勝４試合があり、延岡学園が２季連続で４強入りした。延岡、日向、富島は敗れた。延岡学園は２日の準決勝第１試合、サンマリンスタジアムで妻と対戦する。第２試合は宮崎日大─日南学園の組み合わせ。決勝は４日、同球場である。

　県北勢の結果は次の通り。

【サンマリンスタジアム】
▽第１試合
延　岡　　０００１０－　１
延岡学園　５０１５×－１１（五回コールド）
（延）石留、夏田─矢野。（学）須藤─甲斐。
［評］延岡学園は初回、４連続四球と佐藤、伊藤の連続適時打で５点を先取。四回は興梠、廣本のバント安打、伊藤の２点打などで勝負あり。須藤は要所を締めた。延岡は四回、無死から３連打で１点を返すにとどまった。

▽第２試合
日　向　　０００００００００－０
日南学園　００００４００１×－５
（向）松岡─井上。（南）黄、山田、平野、大野─元山。
▽二塁打＝村瀬（南）。
［評］日向は序盤、送球ミスから走者を許す苦しい流れだったが、松岡を中心に粘り強く接戦に。五回は失策から４安打を集められた。打線は松浦の２安打などで好機はつくり、九回は２死から松岡の中前打などで満塁にするなど、食らいついた。

【アイビースタジアム】
▽第２試合
富　島　　００００２００　－２
宮崎日大　１０１０１１５×－９（七回コールド）
（富）武智、日髙、武智、黒木─桑畑。（宮）谷本、成松─大山。
▽本塁打＝木村（富）。▽三塁打＝竹之下（宮）。▽二塁打大山（宮）。
［評］富島は序盤から四球などで好機をつくるが、あと一本が出ず。守りのミスから１点ずつを失う展開に。２点を追う五回、無死一塁から木村が右越え２ランを放ち同点としたが、ミス絡みで勝ち越され、突き放された。

◇県北以外の試合結果
【アイビースタジアム】
▽第１試合
妻　　　　００００００００３－３
日章学園　０００１０００００－１
（妻）川崎―藤田。（日）村上、川崎―池田。
▽二塁打＝河野（妻）。深草、村上（日）。