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花で気持ち華やかに−エンクロス

本紙掲載日:2021-04-06
7面
「癒やしをお届け春の寄せ植え展」を開いている宇田津さん
9種類の花が植えられているハンギングバスケット

宇田津さん「春の寄せ植え展」

 春の花々で作った寄せ植えやハンギングバスケットの展示「癒やしをお届け春の寄せ植え展」が、延岡市幸町の駅前複合施設エンクロス1階待合スペースで開かれている。18日まで。

 制作したのは、ハンギングバスケットマスターとして教室も開く同市富美山町在住の宇田津類子さん(62)。「派手な色は抑え、黄色を中心とした春色で〃わくわくする春〃をイメージして作った」と言い、色とりどりの花や多肉植物合わせて20種類以上が、生き生きと咲いている。

 また、「少しでもガーデニングに興味を持つ人やお花好きが増えるとうれしい」と、展示の仕方も工夫した。特に子どもの頃から花に親しんでほしいとの思いで、ウサギや小鳥の置物も飾り、かわいらしく仕上げた。

 幼い頃から、自宅があった小野町のレンゲ畑で髪飾りを作るなど、花が大好きで親しんできたという宇田津さん。6年ほど前から教室を開き、現在は20人ほどに教えている。

 エンクロスでも市民活動家の一人として、多肉植物の教室を開くなどしていた関係で、今回の展示が決まり、約1カ月の短い期間で準備してきた。「コロナでみんなの気持ちが下がっている中で、ぱっと明るく華やかな気持ちになってほしい。お花からパワーをもらって元気になっていただければ」と、来場を呼び掛けている。

 開場は午前8時から午後9時まで。写真撮影もできる。

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