聖心ウルスラに１８３人入学
本紙掲載日：2021-04-09
2面
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高校、聡明中・高等部−進級式も
延岡市緑ケ丘の聖心ウルスラ学園高校（佐田栄子理事長、佐々木��夫校長）と、併設する聡明中学校・高等部は９日、同校記念体育館で合同の入学式・進級式を開いた。
保護者や教職員が見守る中、新入生１８３人（高校１３７人、聡明中・高等部４６人）と進級生５９人（聡明中・高等部２９人、高校看護専攻科３０人）が入場。担任教諭から一人一人の名前が読み上げられ、佐々木校長が入学、進級を許可した。
式辞で、佐々木校長は「保護者、教職員と三位一体となって、共に目標を達成してきましょう」と呼び掛け。今年度の教育テーマ「向き合えば、命流れる〜気付き合い、築き、学ぶところに真の教育あり〜」を紹介し、相手を思いやることや自分に向き合うこと、覚悟を持って夢実現に向けて励むことなどについて話した。
新入生を代表して聡明中・高等部の平岡菫さん（大王谷学園出身）、高校の谷川沙央理さん（日之影中出身）が、進級生を代表して聡明中・高等部の佐藤碧泉さん、看護専攻科の稲垣風羽さんが宣誓。それぞれ、切磋琢磨（せっさたくま）して成長すること、目標実現のために充実した学校生活を送ること、自覚と誇りを持って学業に励むこと、２年後の看護師国家試験に全員合格することなどを力強く誓った。
式では、カトリック校らしく３人の聖歌隊による聖歌「アメイジング・グレイス」や共同祈願もあった。
同校は今年度から新入生の制服を男女差の少ない新たなデザインに一新。女子生徒もスラックスやネクタイを選ぶことができるようになり、新入生は真新しい制服に身を包んで式に挑んだ。