「逸品フェア」当選者決まる

１０５人に月の塩や商品券−のべおか道の駅

　延岡市の「のべおか道の駅」（高木亨輔社長）はこのほど、運営する市内の道の駅北川はゆま、北方よっちみろ屋、北浦の３施設で３月３１日まで開催していた「高木社長がおすすめする逸品フェア」の抽選会を行った。

　同フェアは、生産者や協力業者への応援などを目的に昨年１０月１９日から今年の１月３１日にかけて開催。食品小売りに５０年以上携わってきた高木社長が厳選した商品、メニュー５０品を提供し、対象商品を購入後に応募すると、抽選で３施設の商品券などが当たるプレゼント企画を実施した。

　同企画には県内をはじめ、大分、愛媛、岡山、東京などから１０５名の応募があり、抽選の結果、Ａ賞の「月の塩フルムーン９０ｇ」に４５人、Ｂ賞の「のべおか道の駅商品券１０００円分」に１５人、Ｃ賞の「同３０００円分」に４５人が当選した。すでに完了した賞品発送をもって当選者発表にかえるとしている。

　応募者からは「初めて買ってみた商品がとてもおいしくてファンになった」「特産品が身近な道の駅で簡単に手に入ることを知れてよかった」といった喜びの声も。また納入業者からは「新たな客の開拓につながった。今後も対象商品に選んでもらえるようにがんばりたい」と謝意が寄せられているという。

　高木社長は「たくさんの方の応募に感謝している。この企画で、新たな『道の駅の在り方』を示すことができたと思う。これからも、社会の状況やニーズに合わせて変化し、進化し続けたい」と話した。