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九保大でワークカフェ

本紙掲載日:2021-05-06
6面
オンラインで地元企業の担当者の話を聞く学生たち(九州保健福祉大学食堂)

地元企業の魅力伝える

 コーヒーを飲みながらリラックスした雰囲気の中、大学生に地元企業の魅力などを伝えるワークカフェが4月24日、延岡市吉野町の九州保健福祉大学(兒玉修学長)で開かれた。市と同大の主催。企業の担当者が就職説明会では伝えきれない仕事のやりがいなどを学生に語った。

 2018年から年1、2回開いている。昨年は新型コロナウイルスの影響で中止となったが、今年は医療法人や社会福祉法人などの12社と、全学科全学年に呼び掛けて集まった学生29人をオンラインでつなぎ実施された。

 企業の担当者はそれぞれの事業所から、学生は同大や自宅から参加。担当者が職場の雰囲気や仕事の内容について説明した他、学生からは「学生のうちから頑張っておくと良いことはあるか」「どういうときにやりがいを感じるか」などの質問が投げ掛けられた。

 このうち同大の食堂に設けられた会場では、学生たちにコーヒーやサンドイッチが振る舞われ、1人1台ずつノートパソコンに向かい、イヤホンやヘッドホンを着けて参加した。画面越しに会話が弾み、笑い声が聞こえる場面もあった。

 薬学部薬学科3年の濱田真未さん(20)=鹿児島県出身=は「病院薬剤師と薬局薬剤師、どちらの仕事も聞いてみたくて参加しました。これから意識して勉強しておくと良い分野や、人と関わる力の大切さなど、とても参考になりました」と話した。

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