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こどもの日に振る舞い

本紙掲載日:2021-05-10
6面
準備するスタッフ
温かい弁当を受け取った子どもたち

こども食堂のべおか今山

◆宮崎牛のハッシュドビーフ大好評

 延岡市山下町の「こども食堂のべおか今山」(峰田知恵子代表)は「こどもの日」の5日、宮崎牛の振る舞いを行った。激しい雨の降る中、正午前から子ども連れの家族らが次々に訪れ、温かな手作り弁当を受け取った。

 2016年9月に、山下新天街内に正式オープンした同食堂。支援者からの寄付などで食材を購入し、子ども無料、大人200円で食事を提供している。

 こどもの日は、「子どもは連休になっても、(保護者の)仕事は連休にならないことも多い。宮崎牛を食べて、ちょっとでもぜいたくな気持ちを味わってもらえれば」と17年から毎年実施している。

 この日のメニューは、宮崎牛の薄切り肉を使ったハッシュドビーフと野菜サラダ、フルーツ。新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、食堂での食事提供ではなく、テイクアウト形式とし、午前10時前からスタッフ7人で準備した。

 小2、小4の子どもと妻の家族4人で訪れた熊野洋平さん(35)は、エプロンを持参し、詰め方や弁当の受け渡しをお手伝い。「見た目にこだわるなど工夫されていておもてなしを感じた」と話した。

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