第２２回延岡信用金庫旗争奪学童野球大会

一ケ岡クラブＶ今季３度目

　学童野球「第２２回延岡信用金庫旗争奪大会」の決勝が７月３１日、延岡市の西階球場であり、一ケ岡クラブが北方・北浦合同を９―２で制して今季３度目の優勝を果たした。

　大会は、延岡信金が青少年の健全育成を目的に２０００年から毎年実施。今年は市内の１２チームが出場し、トーナメント戦で頂点を争った。

　決勝は、計８短長打に犠打や走塁を絡めた一ケ岡クラブが快勝。北方・北浦合同も、主将の山岡洸大の３本を含む計８安打を放ったが、一ケ岡クラブの無失策の守備に得点を阻止された。

　閉会式では、延岡信金の黒木哲也理事長が「大会が無事にできたのは、両チームの選手や保護者、市軟式野球連盟のおかげ」と感謝。一ケ岡クラブに全国大会出場の激励金を、北方・北浦合同には準優勝カップなどを松山昭会長とともに手渡した。

結果は次の通り。

▽１回戦
北川ファイターズ　００１０４０１−６
延小城山クラブ　　０００００００−０

東海ライダース　　００００００２−２
一ケ岡クラブ　　　３０００３０×−６

東海東クラブ　　　５００１０−　６
北方・北浦合同　　０００４３×−７（五回時間切れ）

西・恒富合同　　　０００１０−１
東ファイターズ　　４０３０×−７（五回時間切れ）

▽２回戦
北川ファイターズ　０００１０−　１
旭サンダース　　　１１２０４×−８（五回コールド）

一ケ岡クラブ　　　２２２５４−１５
南・緑ケ丘合同　　００１０１−　２（五回コールド）

南方小クラブ　　　１０３１０−　５
北方・北浦合同　　５４２０×−１１（五回時間切れ）

岡富クラブ　　　　４４１００−　９
東ファイターズ　　０００３０−　３（五回時間切れ）

▽準決勝
旭サンダース　　　０００２０００−２
一ケ岡クラブ　　　００００１２×−３

岡富クラブ　　　　００３０１０−４
北方・北浦合同　　１１２０１０−５（六回時間切れ）

▽決勝
一ケ岡クラブ　　　０２１２２２−９
北方・北浦合同　　００１０１０−２（六回時間切れ）

［評］一ケ岡は二回、中村拓磨の適時打で先制。三回以降も鶴輪昊太郎の本塁打、笠江寧桜と佐藤智優の三塁打などで加点した。北方・北浦は、三回に山岡洸大が適時打、五回には本塁打で反撃。四回以外毎回出塁したが、相手の堅守に阻まれた。