聡明中が初めての取り組み
本紙掲載日：2021-08-06
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ウルスラキッズエデュテイメント好評
延岡市緑ケ丘の聖心ウルスラ学園聡明中学校（佐々木��夫校長）は、３、４日に小学生を対象にした初めての取り組み「ウルスラキッズエデュテイメント〜楽しみながら学ぼう〜」を開いた。市内や日向市から小学生約３０人が参加した。
夏休みの児童クラブのような位置付け。「ｅｄｕｃａｔｉｏｎ（教育）」と「ｅｎｔｅｒｔａｉｎｍｅｎｔ（エンターテインメント）」を掛け合わせて名付けた。地域で学習面の支援をし、学ぶ楽しさや面白さを感じてもらうこと、同校の生徒や教職員との触れ合いを通して学校について知ってもらうことなどが目的。
２日間の日程で、国語や算数の授業、英会話、理科の実験の他、体を動かすレクリエーションなど盛りだくさんの内容。さらに昼食やおやつも、「クッキング体験」として、自分たちで協力して作ったものを食べた。
このうち１日目は、自己紹介でお互いを知った後、早速、算数の勉強。持参した宿題を、生徒に教わりながら自身のペースで問題を解いた。最初の昼食ではカレー作りに挑戦し、おいしそうに頬張った。
午後には教職員の指導で書道や英語を勉強。身近なものを使って楽器を手作りする体験もあった。また、体育では生徒と一緒に、動物になりきっての鬼ごっこやボールを使ったゲームに挑戦した。
市内から参加した小学３年生４人は、「楽しかった」「最高の一日だった」と笑顔。「宿題が進んだし、丸付けとかまでしてくれた。あしたも友達をたくさんつくりたい」と話した。