夕刊デイリー新聞社は、本紙に掲載された写真の提供サービス(有料)をしています。
スポーツで活躍した場面の写真、ステージでの発表会、さまざまな行事で新聞に掲載された写真をご家族の記念に保存されてはいかがですか?
写真は本紙記者がデジタルカメラで撮影したもので、新聞紙上では白黒でも提供写真はカラープリントです。
写真のサイズと料金は次の通りです。
▽L サイズ 1枚 300円
▽LL サイズ 1枚 500円
▽A4 サイズ 1枚 1,200円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加) |
L サイズ
(8.9×12.7センチ) |
1枚 300円 |
LL サイズ
(12.7×17.8センチ) |
1枚 500円 |
A4 サイズ
(21×29.8センチ) |
1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加) |
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提供できない写真もありますので、まず、本社にお電話をください。
掲載日などをお聞きし写真を確認した上で準備します。
受け渡しは、本社または支社、支局に来社していただくことになります。
写真によっては提供サイズが限られる場合があります。
また、事件、事故、災害、選挙、肖像権に関係する写真や本社に版権のない写真は提供できませんのでご了承ください。
写真は個人的利用に限ります。
印刷物などに用いることはできません。
写真提供サービス開始とともに、これまでの貸し出しサービスは終了します。
お問い合わせ、お申し込みは
本社(電話番号 0982-34・5000、平日は午前9時−午後5時、土曜は午前9時−午後3時)へお願いします。
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「子育てがんばる、カメムシのおかあさん」
◆延岡市で10年かけ撮影−ベニツチカメムシの暮らし
三股町在住の昆虫写真家、新開孝さん(62)の写真絵本「子育てがんばる、カメムシのおかあさん」が、小学館から出版された。延岡市の愛宕山や延岡植物園(天下町)、金堂ケ池(西階町)で撮影したベニツチカメムシの写真を豊富に使って、生態を紹介している。
新開さんは愛媛県生まれ。東京を拠点に活動していたが、昆虫の多い自然環境を求めて2007年春から三股町に住んでいる。
ベニツチカメムシは、日本では九州と沖縄にしか生息しておらず、鮮やかな赤と黒の模様をしている。集団で生活し、「子育て」をすることなどが特徴。
◇ボロボロノキが唯一のすみか
新開さんは同年夏、佐賀県の研究者を訪ねた際にその生態を知って魅力を感じ、時間をかけて追い掛けてみたいと、宮崎県内で居場所を探し始めた。あるブログから、愛宕山付近で見られることを知り、ベニツチカメムシの唯一のすみかというボロボロノキを目印に探した。しかし、ボロボロノキも点々としか生えないことが特徴のため、見つけるのに苦労したという。
08年夏、ついに発見。一生に一度の産卵の様子や子育ての様子、卵を守ったり、餌を見つけるために動き回ったりする姿を10年かけて撮影した。
新開さんは「少しでも多くの人にこの赤いカメムシの暮らしを知っていただき、小さな生き物を通して、自然を広く理解する一助にしてもらいたい。また、身近にある自然に誇りを持ってもらいたい」と話し「ぜひ、ベニツチカメムシを実際に見てほしい」と強調した。
「子育てがんばる、カメムシのおかあさん」は菊判12取(205ミリ×231ミリ)、オールカラー40ページ、1430円。初版5千部を発行。全国の書店で購入できる。