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コロナ禍の〃今〃を表現

本紙掲載日:2021-08-17
7面

アーナー恵子さん(延岡)国際大会に参加−ボディーペインティング

 ボディーペインティングの国際大会「ワールドボディーペインティングフェスティバル2021」(本部・オーストリア)がこのほど開催され、延岡市鶴ケ丘在住の現代美術作家アーナー恵子さん(61)がオンラインで参加した。国際大会への挑戦は今回で5度目。今年は、ボディーペイントのプロ部門(ブラシ・スポンジ)で81人中27位と、昨年アマチュア部門で50位台だったアーナーさんにとって、うれしい結果となった。

 同フェスティバルは、昨年から新型コロナウイルスの影響によりオンラインで開催しており、今年は9部門に36カ国378人が参加した。

 示されたテーマは「歴史的瞬間」。アーナーさんは作品タイトルを「COVID―19(新型コロナウイルス)」とし、まさに〃今〃を表現した。今年の春から何度もデザインを練り直して完成させたもので、具体的には、肺をつかむ手や肺から飛び出して首を絞める手で、新型コロナウイルスに対する恐怖と不安を描いた。

 対して背中には、ゆがんだ時計の中に11年前に他界した夫、ハワード・アーナーさんと自身の顔を描き、止まった時間と海外に暮らす家族や友人に会える希望の未来を表現。「コロナ禍前の日常がどれほど幸せだったか。これは私の希望であり、みんなの希望です」と語る。

 モデルを務めたのは、同市昭和町在住のケイコダンススクール代表節賀恵子さん。アーナーさんとタッグを組むのは今回で3度目という。

 アーナーさんの自宅アトリエで、8時間かけて制作。専用の水性絵の具で全身に描くため、モデルは長時間立ったまま過ごさなければならない。アーナーさんは、過酷な制作活動やモデルとの関係性が大切であることに触れ、節賀さんに引き受けてもらえたことに感謝していた。

 なお、アーナーさんは同フェスティバルのフェイスペイント部門にも初めて参加した。3時間かけて自身の顔に制作した「GreatEastJapanEarthquake(東日本大震災)」は、江戸時代後期の浮世絵師・葛飾北斎の波をイメージして描いた大波、「奇跡の一本松」の生命力を表現した切り株、額には平和な日々が送れるようにと祈り、瞑想(めいそう)する人の姿を描いた。

 「自分の表現や技術の足りないところを知ることができた」と今大会を振り返り、「新たな挑戦を通してレベルアップしたい」と次を見据える。

 今月末には、海外のボディーペイントアーティストが主催するイベントにオンライン参加する予定という。

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