花岡（延学）３位入賞−男子７３キロ級
本紙掲載日：2021-09-09
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全国高校総体柔道
令和３年度全国高校総合体育大会の柔道競技は８月８〜１２日、長野県のホワイトリング（長野市真島総合スポーツアリーナ）で行われ、男子７３キロ級で花岡晴琉（延岡学園３年）が３位入賞した。目標としていた全国選手権との２冠はならず、花岡は「集中できなかったことが敗因。攻める柔道ができれば」と悔しがった。
１回戦と３回戦、準々決勝は一本勝ち。順調に勝ち上がったが、準決勝は抑え込まれて敗れた。全国選手権では６試合中４試合を内股で制しただけに、全国総体では警戒されたという。組んだ手を下げられ態勢を崩すなどして苦戦した。
指導する佐藤嘉剛監督からは「夏は練習を頑張っている選手が勝つ」と常に言われて取り組んできたが、「やりきれていなかった。組み手の練習ももっとしておけば」と振り返る。
だが下を向いてばかりはいられない。全国選手権を制した花岡は全日本柔道連盟のジュニア強化選手に指定されており、講道館杯の出場が内定している。
「インターハイでまだまだ強くなれると実感した。胸を借りる気持ちで挑みたい。気持ちの面と内股までの過程の技術を磨く」。後輩たちのサポートを務めながら稽古に励み、さらに上を目指す。
このほか全国総体で延岡学園からは、９０キロ級の�盒粁杪舅困�３位に入った。６０キロ級の西郷隆道と１００キロ級の井手翔真は３回戦で、６６キロ級の岩城順靖と８１キロ級の佐藤周也は２回戦で敗退。団体は１回戦で敗れた。