男子日向と延岡、女子聖心と星雲が代表

１０月２３日開幕ウインターカップ県予選−バスケット

　第７４回全国高校バスケットボール選手権大会（ウインターカップ）県予選の県北地区予選が２５、２６日、延岡市の聖心ウルスラ学園記念体育館で行われ、男子は日向と延岡、女子は聖心ウルスラ学園と延岡星雲が出場権を獲得した。

　今年の県予選（１０月２３日開幕）は、新型コロナウイルス感染防止のため、参加チームを男女各１６チームに限定して実施する。県総体で８強入りしたチームは既に出場資格を得ており、残りの８枠を各地区から選出。県北からは男女各２チームに県予選への切符が与えられる。

　県北地区予選には男子８チーム、女子７チームが出場し、トーナメント戦で競った。決勝は、男子の日向が延岡との接戦を制し、女子の聖心ウルスラ学園は延岡星雲に大勝した。

　結果は次の通り。

【男子】
▽１回戦
延岡１１５―８６門川、高千穂７２―６１延岡星雲、日向８８―４５富島、延岡商８０―７７日向工

▽準決勝
延岡８６―５２高千穂、日向８６―６９延岡商

▽決勝
日向７０―６１延岡

【女子】
▽１回戦
延岡星雲７７―７２延岡商、富島１５８―１１高千穂、聖心ウルスラ学園９６―１３五ケ瀬

▽準決勝
延岡星雲８６―６０日向、聖心ウルスラ学園７２―４０富島

▽決勝
聖心ウルスラ学園１３１―３７延岡星雲


◆ベスト８を目標に−黒木理央主将（日向２年）
「ディフェンスの寄りやマークの厳しさなど、練習してきたことを存分に発揮できた。コロナ禍で対人練習ができない期間もあったが、フットワークやドリブルの技術向上に一丸となって取り組み、チーム全体の雰囲気が良くなったと思う。県予選ではベスト８を目標に試合を楽しみたい」


◆泥くさいプレーを−松田萌主将（聖心ウルスラ学園２年）
「バスケができる喜びを胸に、楽しむことを意識して臨んだ。このチームの武器は、ルーズボールに飛び込んだり、リバウンドをがむしゃらに取りにいく泥くさいプレーを惜しまないところだと思う。県予選に向けて長所をさらに伸ばしつつ、課題点を克服して好成績を収めたい」