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第2回みなみのくにの旅する絵本

本紙掲載日:2021-11-05
7面
松田さん(左)から説明を受ける送り手
ちょうネクタイがトレードマークの濱崎さん。読み聞かせも行った

12冊が旅立ち−延岡

 持ち寄ったお気に入りの絵本を人から人へ手渡して旅をさせ、絵本で心をつなぐ「みなみのくにの旅する絵本」の旅立ちイベントが10月22日、延岡市の同市駅前複合施設エンクロスで開かれた。

 「旅する絵本」は、絵本を通して幸福度の高い社会づくりを考える団体「えほん未来ラボ」(所在地非公開)が、買うでも借りるでもない新たな流通方法の社会実験として2019年12月に始めた。昨年8月には、東京都町田市の有志が地域版として「まちだ旅する絵本」を立ち上げている。

 「みなみのくにの旅する絵本」は、元門川町立図書館長で絵本セラピストの松田朝子さん(66)が発起人となり、エンクロスに協力してもらい、全国で3カ所目の取り組みとして県内をエリアに活動している。この日は、6月に続く2回目の〃旅立ち〃。2部構成でイベントを行った。

 第1部では、同ラボの代表、濱崎祐一(ドンハマ★)さん(59)の講演会が開かれた。濱崎さんは、絵本になじみのない子ども時代を過ごしたが、わが子への読み聞かせをきっかけに、絵本に興味を持つようになった。

 自分の本棚から出した絵本を床に並べて見た時、その多様性に感銘を受けたことや仕事に疲れた時に絵本に癒やされた経験などから、より多くの人に絵本の魅力を届けたいとイベントを企画したが、参加したのは、絵本の良さを既に知っている人だけ。そのためイベントはやめたという。

 その後、本棚に残った絵本を見て、瓶に手紙を入れて流すメッセージボトルのように、誰かに届けたいと思ったことが、「旅する絵本」の始まりだったと紹介。手渡した人からお礼の言葉をもらい、「元気と笑顔の循環が起きた」と、これまでの経験を振り返った。

 第2部では絵本の旅立ち式があり、送り手となる参加者9人と松田さん、エンクロスの職員2人がそれぞれ持ち寄った計12冊を旅立たせた。

 参加者は、絵本の感想を「旅の記録カード」に書いたり、題名を書き込んだタグを布バッグに付けたりして旅支度を済ませ、「絵が気に入っている」など、それぞれの絵本について魅力を紹介。その後、送り手同士で手渡す人を決めて、自分の絵本を旅立たせた。

 受け取った人は絵本を読んで「旅の記録カード」に感想などを記入し、2週間以内に次の人に渡す。12人目で旅は終わり、絵本は6カ月で送り手に返ってくる予定という。

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