「計算が楽しかった」
本紙掲載日：2021-11-11
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全珠連、恒富小でそろばん教室−延岡
全国珠算教育連盟延岡地区（那須瞳地区長）の「そろばん教室」が１０月１８日、延岡市の恒富小学校（鈴木泰昌校長、１８１人）で開かれ、３年生２７人が楽しみながらそろばんの使い方を学んだ。
珠算の正しい知識とやり方を広める活動の一環で、毎年希望する学校に同連盟から講師を無償で派遣している。この日は、県北でそろばん教室を営む今村聖さん（旭珠友会、同市中川原町）と�霤跳暖�子さん（草川そろばん教室、門川町庵川西）が来校し、計２時間の授業を行った。
１時間目は、大型テレビに映し出された今村さんの手元を見ながらそろばんの使い方や指の動かし方などを練習。１の位を表す定位点の位置やはじく玉の意味などについても説明を受け、慣れてくると２桁までの簡単な計算を実習した。
２時間目は小数や４桁以上の難しい計算、大型テレビに表示された数字を瞬時に計算するフラッシュ暗算などにも挑戦。答え合わせの場面では、今村さんが「何年もかけて覚えることを２時間でやるのだから難しくて当然。発表することが大事」と笑顔で挙手を促し、児童たちは元気に自分が出した答えを発表していた。
参加した甲斐有晟さん（８）は「そろばんの手触りが気持ちよかった。計算は難しかったけど楽しかったのでもっと練習したい」と感想。児童のサポートを担当した�霤弔気鵑蓮崔算�間なので少しでもそろばんの面白さを感じ、興味を持ってくれたらうれしい」と話していた。
同教室はすでに東小や名水小などでも行われ、以降は東海小、島野浦小、三川内小などでも予定している。